国立大学法人等職員試験の概要と対策

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国立大学法人等職員を第一志望として目指している方や、併願先の一つに入れられている方向けに、試験の概要と対策をまとめました。

注意:本記事は2018年(平成30年)に書いています。情報が古い場合がありますので、確実な情報は各大学のホームページ等でご確認ください。

 

 

国立大学法人等職員試験の概要を知る

国立大学法人等職員になるためには「国立大学法人等職員統一採用試験」か「各大学の独自試験」を受ける必要があります。

この記事ではメジャーな試験である「国立大学法人等職員統一採用試験」の方を多く取り上げていきます。

受験の概要

統一採用試験は全国で7つの地区に分けて行われる教養試験です。

したがって、自分の志望エリアを絞って、受験エリアを決める必要があります。

大学受験の際のセンター試験をイメージしてもらうと分かりやすいかと思いますが、各大学を受験する前に、志望先の大学があるエリアで共通の筆記試験(教養試験)が行われるということです。

1次試験に合格すれば、各大学の個別試験である2次試験に進むことができます。

 

7つのエリアについては次のように分かれています。

「北海道」「東北」「関東甲信越」「東海・北陸」「近畿」「中国・四国」「九州」

 

また、試験区分も1次試験の段階で分かれており、「事務」「図書」といった事務系やその他の技術系で区分されています。

 

受験の申し込みなどについて、具体的に東京大学の例で見ていきたいと思います。

なお、東京大学の公式ページは下記からご確認ください。

 

また、公式ホームページ以外でも、試験の概要をわかりやすく説明されており、なおかつ試験対策ができる参考書がありますので、そちらもチェックすることを強くおすすめします。

独自試験と統一採用試験の申し込み

東京大学の場合は独自試験を実施していますので、大学卒業時期等の条件に合致していれば統一採用試験とも併願して応募することができます。

統一採用試験は「関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験」のホームページから試験の申し込みができます。

1次試験(統一採用試験)

試験日

1次試験は全地区同じ日に行われるため、他地区との併願はできません。併願できるのは独自試験を受けるか、2次試験以降に同地区の大学を受けるかになります。

試験日は平成30年(2018年)の場合は7月1日(日)でした。

毎年7月の初めにありますが、過去には別日程で行われていたようですので、受験する際は早めに受験先ホームページで確認するようにしてください。

1次試験の試験科目

1次試験は40問を120分で解いていく試験です。

試験科目については下の表のとおりです。

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1次試験の対策 

1次試験の勉強の対策については別記事の科目別対策をご覧ください。

国立大学法人等職員や地方上級職員のレベルに対応した参考書や勉強方法を紹介しています。

www.komuin-shiken.com


採用試験説明会

1次試験の合格発表後に説明会等が行われ、2次試験についての詳しい説明が行われます。

ただし、2次試験の情報は各大学の採用ホームページでも公表されますので、説明会への参加は必須ではありません。

しかし、国立大学法人等職員を第一志望にしている方は説明会に参加したかどうかを面接で聞かれる場合があるので、必ず出席しましょう。

※1次試験の前にも説明会がありますので、できる限り参加しましょう。

2次試験

2次試験からは各大学個別の試験になっていきます。

東京大学の場合は面接を2回行っています。

⇓平成30年の東京大学2次試験案内のPDFデータを載せておきます。

https://www.u-tokyo.ac.jp/recruit/info/30_annai.pdf

また面接対策については、いくつかの記事で紹介しています。

 

他大学では、適性検査や論文等の課題も出ているようですので、志望先の大学の試験科目については事前に調べて、しっかりと対策しましょう。

適性検査や論文対策についてはこちらの記事を参考にしてください。

www.komuin-shiken.com

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国立大学法人等職員試験の受験スケジュールを確認する

受験をするためのスケジュールを簡単にまとめておきます。

ただし、繰り返しになりますが、2018年時点の情報ですので、確実な情報は各大学のホームページ等を確認してください。

受験スケジュール(統一採用試験を利用した場合)

3月 受験案内を確認

5月 受験申込期間

7月 統一採用試験

7月~9月 各大学の2次試験

10月 内定式

関東甲信越地区の方はこちらのホームページで確認してください。

その他の地区の方も検索すれば出てきますので、インターネットでご確認ください。

 

国立大学法人等職員試験の難易度を知って受験するか判断する

国立大学法人等職員試験は公務員の地方上級試験とほぼ同等の難易度だと言えます。

ただ、受験するエリアによって1次試験の倍率が大きく異なります。

したがって、1次試験の難易度が高く、2次試験が楽になる大学と、1次試験の難易度が易しく、2次試験の倍率が高くなる大学で分かれてきます。

1次試験の倍率については各エリアの試験サイトで公表されています。

関東甲信越地区の場合は下記ページをご覧ください。

 

エリアごとの傾向としては、関東甲信越地区は1次試験の倍率が高く、北海道・東海・北陸地区の1次試験は倍率が低い傾向にあります。

 

国立大学法人等職員を目指すにあたって気になる平均年収

働く際に必ず気になるのが、給料や年収だと思います。なかには高い給料を望んで、国立大学法人等職員を選ばない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、その平均年収ですが、平成30年(2018年)に文部科学省から発表されたデータによると、国立大学法人職員の事務・技術職の平均年収は586万円ということが分かっています。

この金額を見て高いと思うか低いと思うかは個人の価値観によります。働く場所を決めるのは給料や年収だけではありませんので、参考程度に見て頂ければと思います。

また、各大学の年収についてはランキング形式にして別記事で紹介していますのでご覧ください。

www.komuin-shiken.com

 

国立大学法人等職員試験対策に必要な参考書

これまで国立大学法人等職員の試験についてお伝えしてきましたが、最後に試験対策としてこれだけは使ってほしい参考書を紹介します。

一度紹介済みですが、こちらの参考書です。

  • 現役職員による仕事紹介
  • 合格までの試験の流れや概要
  • 各大学の二次試験情報(試験の内容や面接の質問内容)
  • 過去問202問
  • 予想問題1回分

ご覧いただいたように、受験するために必要な情報が凝縮された参考書になっています。

この本一冊で試験内容の把握から、過去問演習、模試まですることができます。

本気で国立大学法人等職員を目指す方には必携の書です。

 

以上、「国立大学法人等職員試験の概要と対策」でした。

 


 

小中学校の学校事務に興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

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